郡山市桑野 側弯症

側弯症の健康への影響や治療など知っておきたいこと

正常な脊柱は、正面から見るとほぼ真っすぐに伸びていて、横から見ると前後に自然なカーブをしています。
これを生理的弯曲といって、この弯曲に異常が見られたり、脊柱が側方に弯曲したりすることを脊柱変形といいます。
この脊柱変形で脊柱が捻じれながら横に弯曲するのが側弯症で、後方に凸に曲がってくる後弯症といいます。
そして、側弯と後弯が合併したのを後側弯症といって、大きくこの3つに分けられているのです。
また、原因のわからないものを特発性、生まれつき背骨の奇形を伴っているのを先天性と言って特発性がほとんどです。

健康への影響ですが、どこの部位に側弯が発生するかで異なります。
胸椎の右凸の側弯が発症する症状の中で倒的に多く、側方に側弯するだけでなくて椎体自体も捻じれながら弯曲するので肋骨も変形してきます。
また女子に多いことで左右の乳房が不同になったり変形したり、背中が出っ張ったりするといった美容的なストレスが起こることが多いです。
それから進行していくことで凸側の肋骨の前後が変形して、肺などの臓器を圧迫することもあって、側弯が70度を超えると肺活量が少なくなりますし、90度を超えると平均余命も多少短くなるといわれています。
このように胸椎の場合進行すると、肺や心臓の機能に対する健康障害が起こることも考えられます。
ただし腰椎の場合は、内臓への影響はあまりありません。
しかし、腰椎は胸椎のように肋骨がなくて、筋肉と靭帯により支えられていることから負担が大きいと言えます。

側弯の程度で異なってきますが、基本的な治療としては装具療法がまずは実施されます。
他には、体操療法・電気刺激・ホルモン療法なども治療法としてありますが、現実に効果がみられるのは装具療法といえます。
現在使用される装具で最も多いタイプは、脇の下から胴体部分に装着するアンダーアーム型というプラスチック製の装具です。
これならゆったりとした服をきることで外見上わからなくなるといったメリットがあります。

実際、装具を使用することで、どのような効果が得られるのかというと、側弯の矯正と共に症状の進行を遅らせることがあります。
医師によっては装具治療で矯正ができない場合でもなるべく進行を遅らせて、ある程度成長した段階で手術をすると言った考えの方も少なくありません。
ただ、装具療法の効果には個人差があるので、定期的に整形外科の専門医を受診することが大事で、受診は装具を着け始めた頃は3ヶ月に1回程度、安定してきたら4ヶ月に1回程度というのが目安になります。

手術療法として矯正術が行われていますが、一般的な目安としては胸椎では50から55度を超えたら考えますし、胸椎から腰椎の移行部・腰椎では40度以下なら特殊なタイプを除いては手術はしません。
この目安になる数値は、成長が終わっても体の重さにより椎体や椎間板が変形するなどして、年に1から2度程度進行していくからです。
一方、胸椎から腰椎の移行部・腰椎は、進行することが少なく、多少曲がっていてもあまり目立たないからです。

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