よく患者様に「痛み無くなったからもう大丈夫ですか?」
と聞かれます。
痛みを症状が治った指標にしている患者様は多いようです。
痛み無い=治った
こう考えているようです。
例えば、包丁で指を切ってしまいました。
最初に出血は止まり
次に傷口がふさがってきます。
完全に傷口がふさがったら治ったと伝えてあげられます。
痛みを血だと思って下さい。
痛みがなくなってもまだ傷口が開いていれば
傷口に何かのアクシデントが起きることで
さらに傷口が開き症状が悪化する恐れがあります。
治りかけでけがしてる所に対するアクシデントは
僕の経験上傷口をさらに悪化させることが多かったです。
どうか痛みだけをケガの完治の指標にしないで下さい。