指を曲げる時に痛くて曲げられず
無理に曲げたり
反対側の指で曲げるのを手伝ってあげると
バキッという感じで引っかかっていた指が
激痛を伴いながら曲がってしまう。
このような症状は
ばね指かもしれません。
ばね指は30~50代の女性に多いようです。
ばね指の原因として考えられるのは
指の使い過ぎによる炎症でなると言われております。
スポーツだとゴルフ、野球、テニスなどの
ボールを打つ球技等でなりやすいようです。
他にも女性では産後や更年期などで
ホルモンバランスが乱れる事でなったり
内臓疾患など (糖尿病、リウマチ 等) が原因の場合もあります。
ばね指だと思っていたら骨折していたなんて事もあります。
症状としては
指を曲げる時に痛い
指を曲げた後に伸びなくなり引っかかっている
引っかかったままの指を伸ばすと激痛でばねが弾けるように一気に伸びる
などがあげられます。
ばね指は個人差があり3カ月で良くなる場合もありますが
長期的になる場合もあります。
長期的になった場合に気を付けなければいけないことは
段々と関節が固くなっていく関節拘縮という状態になる場合があります。
関節拘縮になってしまうと施術はかなり難しくなります。
指の構造ですが
腱の周りに滑膜性腱鞘と呼ばれる
指を曲げる時に腱がスムーズに動くことが出来る鞘があり
滑膜性腱鞘は指にある靭帯性腱鞘と言われているトンネルを
指を曲げたり伸ばしたりする時に通ります。
手の使い過ぎなどで滑膜性腱鞘に炎症が起き腱が肥厚すると
滑膜性腱鞘が靭帯性腱鞘を通過するときに動きにくくなったり
肥厚した部分が靭帯性腱鞘に引っかかってしまったりします。
ばね指かな?と思ったら早めの施術をお勧め致します。